鹿児島から川崎へ。保全の一担当者から工務グループマネージャーへ
ENEOS NUCの工務グループは、生産設備~出荷設備の設計や改善、更新、メンテナンスに関わるあらゆる計画管理を担います。主に設備の投資案件を管理する「設備技術チーム」と、プラントの定期修理や各設備の予防保全に向けた計画立案を担当する「設備計画チーム」があり、私はグループマネージャーとして、両チームを統括しています。
私は、鹿児島の工業高校出身です。卒業後は県外で働くと決めていました。前年まで来ていた求人票をもとに、福利厚生や休日が充実している会社を探して、求人票が来る前からENEOS NUC(当時:日本ユニカー株式会社)に志望先がほぼ固まっていました。ところが、その年にはなぜか求人票が来なかったのです。そこで、自分から積極的に会社に電話して問い合わせたところ、「ユニークだ!」との理由(?)で面接をしていただき、結果は採用。工務グループ(当時:保全部)に配属され、今に至ります。工務は製造現場と密接な関係のある仕事でしたので、早い時期に製造現場を経験させてもらい、設備機器の状態や製造の流れ、各現場で働く人の顔を覚えることができました。これは、今につながる大きな糧となっています。
私は、鹿児島の工業高校出身です。卒業後は県外で働くと決めていました。前年まで来ていた求人票をもとに、福利厚生や休日が充実している会社を探して、求人票が来る前からENEOS NUC(当時:日本ユニカー株式会社)に志望先がほぼ固まっていました。ところが、その年にはなぜか求人票が来なかったのです。そこで、自分から積極的に会社に電話して問い合わせたところ、「ユニークだ!」との理由(?)で面接をしていただき、結果は採用。工務グループ(当時:保全部)に配属され、今に至ります。工務は製造現場と密接な関係のある仕事でしたので、早い時期に製造現場を経験させてもらい、設備機器の状態や製造の流れ、各現場で働く人の顔を覚えることができました。これは、今につながる大きな糧となっています。
会社の意識を変革する一大事業に挑戦
入社から一貫して工務畑ですが、仕事はさまざま。常に勉強とチャレンジの連続です。
特に、グループ員の立場からグループリーダー(係長的なポジション)へと変わった2013年頃からは、難しいミッションが目白押しで、中でも2016年に行った「定期修理」の抜本的な見直しは、自分にとって大きな挑戦でした。
定期修理は、年に一度、生産設備をすべて止めて実施するものです。生産停止は売上に直結するため、できるだけ短期間で行わなければなりません。限られた時間内に行われる作業の計画は、かつてはそれぞれの現場担当者同士の調整に一任している状態でした。
各設備の担当者は、不具合があれば目先の修理に追われて、全体像を見る視点や先々の計画を進める余裕もなくなります。その余裕のなさが労災事故につながったケースもあり、私は現場の一員として改善が必要だと感じました。
「全体計画のもとに定期修理が行われれば、安全で円滑に進むはず。リーダーの自分から動こう!」と決め、チームやグループとの対話から全体計画を把握し見直し。その全体計画を意識しながら担当部署の課題に取り組むよう、定期修理に向き合う現場の意識を変えました。
また、「できるだけ短期間で」という制約が現場のゆとりを失わせ、危険な橋を渡らせると考え、日程を3日間延長したいと会社に申し入れました。
作業を一つ一つ丁寧に確認しながら進められるよう、ゆとりを持たせた全体計画に則り実践すると、それ以降労災事故はなくなりました。
「急がば回れ」が、安全・健康・環境や品質を優先する現場を守ることを証明したのです。計画重視型へと会社の意識を変えていく過程は、とても大変でしたがやりがいがありました。その後、2020年に、生産設備の設計や工事計画や予算管理を纏める工務グループマネージャーになりました。
特に、グループ員の立場からグループリーダー(係長的なポジション)へと変わった2013年頃からは、難しいミッションが目白押しで、中でも2016年に行った「定期修理」の抜本的な見直しは、自分にとって大きな挑戦でした。
定期修理は、年に一度、生産設備をすべて止めて実施するものです。生産停止は売上に直結するため、できるだけ短期間で行わなければなりません。限られた時間内に行われる作業の計画は、かつてはそれぞれの現場担当者同士の調整に一任している状態でした。
各設備の担当者は、不具合があれば目先の修理に追われて、全体像を見る視点や先々の計画を進める余裕もなくなります。その余裕のなさが労災事故につながったケースもあり、私は現場の一員として改善が必要だと感じました。
「全体計画のもとに定期修理が行われれば、安全で円滑に進むはず。リーダーの自分から動こう!」と決め、チームやグループとの対話から全体計画を把握し見直し。その全体計画を意識しながら担当部署の課題に取り組むよう、定期修理に向き合う現場の意識を変えました。
また、「できるだけ短期間で」という制約が現場のゆとりを失わせ、危険な橋を渡らせると考え、日程を3日間延長したいと会社に申し入れました。
作業を一つ一つ丁寧に確認しながら進められるよう、ゆとりを持たせた全体計画に則り実践すると、それ以降労災事故はなくなりました。
「急がば回れ」が、安全・健康・環境や品質を優先する現場を守ることを証明したのです。計画重視型へと会社の意識を変えていく過程は、とても大変でしたがやりがいがありました。その後、2020年に、生産設備の設計や工事計画や予算管理を纏める工務グループマネージャーになりました。
上下部署間の風通しがよく、改善に積極的な社風
私が一緒に働きたい人は、一つの考えに固執せず、目的を理解し改善につなげようとする意識を持つ人、協調性がある人です。
共に働いていく中で、最後までやり遂げる達成力や人を巻き込む推進力、臨機応変な対応力が備われば最高です。当社は昔からアットホームで、株主の変更などありましたが、それでも上下関係や部署を意識することなく、いつでも誰とでも話ができる風通しのよさがあり、さまざまなことを経験する機会を与えることで「人を育てる」社風があると実感しています。
この業界は保守的で変革に時間がかかる傾向がありますが、当社には多様な視点で改善に取り組んでいこうという意欲があります。
例えば、点検保守作業はタブレットを活用しクラウドで情報共有を図るなど、工務グループが率先して新しいテクノロジーを取り入れ、会社のDXをリードしていこうとしています。工務グループのメンバーの多くがグループ会社からの転籍か経験者採用者です。経験値が高い人たちがそれぞれの知見を持ち寄り、課題解決や改善のアイデアが生まれやすいのが強みでもあります。
共に働いていく中で、最後までやり遂げる達成力や人を巻き込む推進力、臨機応変な対応力が備われば最高です。当社は昔からアットホームで、株主の変更などありましたが、それでも上下関係や部署を意識することなく、いつでも誰とでも話ができる風通しのよさがあり、さまざまなことを経験する機会を与えることで「人を育てる」社風があると実感しています。
この業界は保守的で変革に時間がかかる傾向がありますが、当社には多様な視点で改善に取り組んでいこうという意欲があります。
例えば、点検保守作業はタブレットを活用しクラウドで情報共有を図るなど、工務グループが率先して新しいテクノロジーを取り入れ、会社のDXをリードしていこうとしています。工務グループのメンバーの多くがグループ会社からの転籍か経験者採用者です。経験値が高い人たちがそれぞれの知見を持ち寄り、課題解決や改善のアイデアが生まれやすいのが強みでもあります。
機会の平等、ワーク・ライフ・バランスのとりやすさが魅力
ENEOS NUCは、誰にでもチャンスがあります。
保全の一担当者だった自分がグループマネージャーになるなんて、入社当初には想像もしませんでした。
機会の平等性は当社の独自性でもあります。テレワーク環境も整い、働き方の選択肢が増えていて、ワーク・ライフ・バランスがとりやすい会社だと思います。一社一拠点で転勤がありませんから、安心して自身のライフプランを考えることもできるでしょう。
福利厚生は昔から誇れる内容で、高い運用率が制度の使いやすさと社風を証明しています。
「常識にとらわれて守りに入るな!新しい世界に挑もう、一緒に新しいことに挑戦しよう!」。ENEOS NUCで、皆さんと共に働けることを楽しみにしています。
保全の一担当者だった自分がグループマネージャーになるなんて、入社当初には想像もしませんでした。
機会の平等性は当社の独自性でもあります。テレワーク環境も整い、働き方の選択肢が増えていて、ワーク・ライフ・バランスがとりやすい会社だと思います。一社一拠点で転勤がありませんから、安心して自身のライフプランを考えることもできるでしょう。
福利厚生は昔から誇れる内容で、高い運用率が制度の使いやすさと社風を証明しています。
「常識にとらわれて守りに入るな!新しい世界に挑もう、一緒に新しいことに挑戦しよう!」。ENEOS NUCで、皆さんと共に働けることを楽しみにしています。